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By Sayaka Ishida

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ヴィーガンチーズと乳製品チーズの違いとは?

最近では、日本でも目にしたり聞く機会が増えてきた「ヴィーガン」という言葉ですが、どういう意味かご存知でしょうか?ベジタリアンは、肉や魚を食べない野菜中心の食志向をさしますが、ヴィーガンとは卵や牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品も含む、動物性食物を一切口にしない「完全菜食主義者」を意味します。近年ではサステイナビリティ(持続可能性)の面からも、さまざまなヴィーガン製品が開発され、代替品であっても本物の肉や魚ともほぼ区別がつかないほど完成度が高い製品が増えています。

 ヴィーガンチーズもその一つで、さまざまな企業やブランドが開発、販売をしています。チーズは牛乳から作られるのが一般的です。100%動物性成分を含まないヴィーガンチーズは何からできているのか疑問に思う方も多いと思いますが、主な成分は大豆やナッツ、植物油などの植物性タンパク質の組み合わせから作られています。カシューナッツも、ココナッツオイルと同様に一般的な原材料です。梨、クズウコン、タピオカの粉やでんぷんは、チーズを接着させるために含まれています。

ヴィーガンチーズと乳製品チーズの違いとは?

 動物性チーズと植物性チーズの最も大きな違いは、デイリーフリー(ノンデイリー)であるということです。乳製品は一切含まれていないので、​​乳製品アレルギーまたは乳糖不耐症の人でも問題なく食べることができます。また、発がん性のある動物性タンパク質やコレステロールも含まれていません。さらには、ヴィーガンチーズにはホルモンも含まれていません。FDAに承認されているホルモンも存在するため、一般のチーズに体に有害な動物成長ホルモンが多く含まれているかどうかについては色々な考えがありますが、その心配をする必要も一切ありません。

 逆に欠点としては、原材料として使われる大豆やナッツなどのアレルギーを持つ人は食べることができません。ブランドによって原材料が違うので、購入前に必ずラベルを注意深く読む必要があります。​​乳製品が多く持つタンパク質およびカルシウムは、ヴィーガンチーズには多く含みません。原材料や栄養素以外での最も大きな違いとしてあげられるのが食感です。チーズが伸びたりトロッっとした食感は動物性チーズ独特のものです。しかし、タピオカベースのでんぷんと小麦粉を使うことにより、慣れ親しんだチーズの食感に近くなります。

 確かに、ヴィーガンチーズにはまだ栄養上至らない点が存在します。しかし、多くのブランドがヴィーガンチーズ製品の完成度を高めるために、色々な材料や新しい製造手法を試していることは考慮すべき点です。ヴィーガンな食生活をしている、またはしてみたいと思っている人には、ヴィーガンチーズが選択肢の一つとして選べるようになります。減量や健康のために脂肪やコレステロールの摂取量を減らしたいと思っている場合にも、ヴィーガンチーズを食生活に取り入れてみる価値はあるでしょう。

 今年の夏から、オランダ産のウィリクロフト社のヴィーガンチーズの輸入を始めます!ご興味のある方は下記のリンクからご予約注文が可能です。

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Sayaka Ishida
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